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小雪、ナイショの野外授業。
306
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(1/25) 2006/01/31(火) 22:02:10 ID:oAQSRDhh0
○月×日 △曜日:放課後 私立瑞穂坂学園
「……一体何のつもりなんだろ、小雪さん」
俺の手の中にに光るのは、何の変哲もないひとつの指輪。
今日の昼休み、『Oasis』に寄った帰りに、小雪さんから手渡されたものだ。
『今日の放課後……この指輪を持って……いつもの公園に来ていただけますか……?』
「って……言われてもなぁ……」
小雪さんの行動がなかなか読めないのは、今に始まったことではない。
こと小雪さんと正式に付き合い始めてからは、小雪さんのこういった
突飛な行動に振り回されるのも、一度や二度じゃなかった。
だから……こういう時、あまりその理由を深く考えても仕方ないってのは、
俺が一番よくわかっている。
でも……
思い出されるのは、俺に指輪を渡す時の、小雪さんの表情。
まるで何かを思いつめているような……何やら決心を決めかねているような……そんな表情。
一体小雪さんは、何を思って、俺にこの指輪を託したんだろうか……?
307
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(2/25) 2006/01/31(火) 22:02:42 ID:oAQSRDhh0
「……」
俺はふと、小雪さんから渡されたその指輪に興味を抱いた。
そっと左手を広げ、その人指し指に、その指輪を静かにはめてみる。
………………
「……って、はめたからって何か起こるわけじゃないよな」
少し苦笑を漏らす俺。
そうだよな……小雪さんの指輪だからって、いくら何でも……
と、俺は廊下の向こうに、見覚えのある人影を発見した。
「ん? 柊?」
廊下の向こうから、おそらくバイト帰りであろう柊が、疲れた表情でてくてくと歩いてくる。
「柊……今バイト終わったとこか?」
「……??」
俺の声に、立ち止まって不思議そうな顔をする柊。
あれ? こいつ……俺のことに気づいてないのか?
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(3/25) 2006/01/31(火) 22:03:41 ID:oAQSRDhh0
「ほーら、どうした柊? 疲れて俺のこともわかんなくなっちまったか?」
柊の意識を呼び戻すかのように、柊の顔の前で手を振ってみる俺。
しかし柊は俺に反応するどころか、何やら怯えた表情であたりをきょろきょろ見回している。
「まさか……幻聴よね……アハハ……あたし、疲れてるんだわ」
……幻聴? 俺は確かにここにいるのに?
そのまま心ここにあらずといった体で、ひたひた歩き出す柊。
「って、ちょっと待てよ柊」
「ひぃっ!!!!」
俺が柊の腕を掴みかかった瞬間、柊がものすごい勢いで驚くのがわかった。
「雄真が……雄真が……化けて出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そのまま短距離走の選手もびっくりな勢いで、廊下を駆けて行く柊。
「何だよ……変なヤツ」
そんなことさらに驚く必要なんてないだろうに……
309
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(4/25) 2006/01/31(火) 22:04:19 ID:oAQSRDhh0
……と、俺はふと横の窓のほうに目をやった。
そこには、何の変哲もない学校の廊下が反射して映っている。
……ただ1つを除いて。
「……???」
俺は思わず、その窓に顔を向けた。
俺の姿が……映って……いない……?
まさか……俺はちゃんと、ここにいるはずなのに……
「……まさか」
俺は左手にはめた指輪に、目を向ける。
「……」
俺は静かにその指輪をはずし、改めて窓の方に目を向けた。
……そこには俺の姿が、ちゃんときれいに映し出されている。
「……」
310
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(5/25) 2006/01/31(火) 22:05:12 ID:oAQSRDhh0
指輪をはめ、窓の方を見る。
いない。
指輪をはずす。
いる。
指輪をはめる。
いない……
「……」
これで疑問は確信に変わった。
この指輪をはめた者は、その時だけ、周りから見えなくなってしまうのだ。
そして、さっきの柊の反応から察するに……
この指輪は、姿を隠すことはできても、その声までも隠すことはできないのであろう。
しかし、俺の唯一にして最大の疑問……
小雪さんがなぜ、こんな不思議な指輪を俺に託したのか……
そこまでは、うかがい知ることはできなかった。
「……公園へ急ごう」
とりあえず公園に向かえば、小雪さんの真意もきっとわかるはず……
危険防止のため指輪を一時はずし、俺は小雪さんの待っているであろう公園へと走って行った。
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(6/25) 2006/01/31(火) 22:05:56 ID:oAQSRDhh0
○月×日 △曜日:夕方 公園
「はぁっ、はぁっ、はぁ……」
俺は息を切らしながら、側にある木にもたれかかっていた。
確かに小雪さんはあの時、ここで待ってると言った。
しかし……
探せど探せど、小雪さんの姿は微塵も見当たらない。
「……くそ……」
どこに行ったっていうんだ、小雪さん……
……と。
「……あの……雄真さん……?」
「?」
後ろから聞こえてくる、謎の声。
それは確かに……小雪さんの声だった。
「小雪さん……いるんですか? そこに……」
「はい……」
確かに声は聞こえるものの、いくら見渡しても、それらしき姿が見当たらない。
きっと……小雪さんもあの指輪で、姿を隠しているんだろう。
312
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(7/25) 2006/01/31(火) 22:07:36 ID:oAQSRDhh0
「よかった……もう会えないかと心配しましたよ、小雪さん……」
「……」
しかし……
こうやって姿を隠されてたら、まともに会話なんてできやしないぞ。
「……小雪さん……このままじゃ、小雪さんの姿が見えませんから、その……
もしよかったら……指輪……はずしていただけませんか?」
「!!! それは、その……」
俺の頼みに、妙に敏感に反応する小雪さん。
「……すみません……指輪は……その……はずすわけにはいきません……」
「でも、それじゃ小雪さんの姿が……」
「すみません……そのかわり、雄真さんもその指輪、つけていただけませんか……?
それできっと……私の姿も、見えるようになるはずですから……」
……?
何だか妙なことを言うな、小雪さん……
別に姿を見せるだけなら、わざわざ俺まで姿を隠させる必要なんてないだろうに……
……だが、これ以上姿の見えない相手に、ひとりごとみたく言葉をかけているわけにはいかない。
俺は小雪さんの言うとおり、指輪をはめてみることにした。
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(8/25) 2006/01/31(火) 22:08:20 ID:oAQSRDhh0
シュン……
その瞬間、小雪さんの言ったとおり、小雪さんの姿がスライドショーのように映し出された。
しかし、その姿に……
「!!!!!」
俺は思わず絶句していた。
生まれたままの姿に、三角帽子とブーツだけというあられもない格好で、
地べたにしゃがみこんでいる小雪さん。
全裸にブーツというその倒錯的な姿が、逆に俺の興奮を煽る。
確かにこんな格好じゃ、指輪なんてはずせるわけないわな……
……って、そうじゃなくて!!!!
「な、何て格好してるんですか小雪さん!!!!」
「あ……あ……あの……///」
俺の言葉に、顔を真っ赤にしながら、言葉をどもらせる小雪さん。
「こ……この前また……雄真さんの考えていることが……見えてしまいまして……
その……雄真さんが……こういったことをご所望だったようでしたので……」
「あ……」
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(9/25) 2006/01/31(火) 22:09:19 ID:oAQSRDhh0
そういえば少し、思い当たる節があるぞ。
確かに俺は、小雪さんと外で、こういったことをしてみたいと思ったことはある。
しかし……それはあくまで、森の木陰とか体育館の裏側とか……
人目につかない場所でっていう条件つきであって……
こういう……衆人環視の中でっていうのは……全く、想定していなかったわけで……
「あ……あの……小雪さん……」
「そ……そうですよね……雄真さんはやはり、こういった格好はお好みではなかったんですよね……」
「い、いえ……格好というよりも……その……」
さすがに今からここで始める気にはなれません。俺。
しかし……
「すみません……私、少し……早とちりしてしまいまして……
雄真さんが……ご所望でないとあらば……私……」
すごくがっかりした表情で、傍らに置いてあった服に手をかけ始める小雪さん。
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(10/25) 2006/01/31(火) 22:11:14 ID:oAQSRDhh0
……何か、このままじゃ、ちょっとかわいそうな気がしてきたぞ。
せっかく小雪さんが、俺のために、恥を偲んで頑張ってくれたっていうのに……
「……ちょっと待ってください、小雪さん」
「……?」
服に手をかけたまま、涙目でこちらに振り向く小雪さん。
「雄真さん……?」
「やりましょう……小雪さん」
「え……あ……でも……」
「小雪さんは、俺に喜んでほしくて、頑張ってくれたんですよね……だったら……
俺は……そんな小雪さんの気持ちを……無駄にするわけにはいきません……」
こんな所で小雪さんを抱くのは、まだ少し抵抗があるけど。
「……雄真さん……」
「それに……小雪さんが俺のために、そんな格好してくれたんだって思うと、俺……」
「……?」
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(11/25) 2006/01/31(火) 22:12:08 ID:oAQSRDhh0
きょとんとした表情で、上目遣いでこちらを見つめる小雪さん。
うぅ……そんなにじっくり見つめられると、何だか照れ臭いぞ……
「雄真さん……?」
「あの……何つーかその……すごく嬉しくなっちゃうじゃないっすか……」
うわ……何変なこと言ってんだよ、俺……///
「……!!」
俺の言葉に、思わず笑顔をぱぁっとほころばせる小雪さん。
「よかった……喜んでいただけて……嬉しい……です」
普段あまり表情を表に出さない小雪さんの、満面の笑顔。
こういう時、俺はいつも、小雪さんの恋人でよかったなぁって実感するんだ。
「それでは……その……優しくしてくださいね……」
「……わかりました、小雪さん」
俺は小雪さんをそっと抱き寄せ、優しくキスをした。
317
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(12/25) 2006/01/31(火) 22:13:15 ID:oAQSRDhh0
「あふ……ゆ……雄真さん……」
立ったまま木の幹にしがみつく格好で、こちらに訴えかけるような目線を送る小雪さん。
その荒々しい幹の表面と、小雪さんの白くて滑らかな肢体とのギャップが、
俺にさらなる興奮を呼び起こす。
「ここ……もう、こんなになってる……」
「あ……やぁっ……」
きゅっと狭められた小雪さんの股の間から奇麗なおつゆが滴り、夕日にきらめく。
俺はその付け根に指を這わせながら、小雪さんの耳元で呟く。
「ずっと……期待してたんだ? 小雪さん……」
「そ……そうなのでしょうか……私……」
「だって……ここ……もう、こんなに滴って……」
「あ……///」
小雪さんの愛液でねとつく指先を目の前に見せて、小雪さんの羞恥心を煽ってみる俺。
「いや……私……こんなに……///」
318
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(13/25) 2006/01/31(火) 22:14:05 ID:oAQSRDhh0
「言い出しっぺのくせに……こんなに……濡らしちゃって……いやらしいんだ。小雪さん」
「そ、そんなこと……あ! はぁっ……」
小雪さんが何か言いかけたところで、俺は再び小雪さんの股の付け根に指を差し入れた。
小雪さんの蜜壷から、とめどなく愛液がほとばしり、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立て始める。
「はっ、あぁっ、あん、んふっ……あっ、あああっ……
んあぁっ、あっ、はふっ、んんっ……」
膣口を絶え間なく襲う指の刺激に、絶えず歓喜の声を上げる小雪さん。
ふと俺は、小雪さんからもらった指輪の特性を思い出した。
「……感じてるんですね、小雪さん……」
「あぁっ、ぁはっ、ぁぅ……」
「でも……そんなに大きな声出したら……みんなに、聞こえちゃいますよ?」
「!!!」
俺の言葉に、思わず全身をぴくりとさせる小雪さん。
小雪さんもきっと、その意味するところに気づいたんだろう。
「せっかく指輪で見えなくしてるのに……みんなにバレちゃっても、いいんですか……?」
「そ……そんな……あ、ふぁっ」
小雪さんが答え終わるのを待たず、俺は更に膣口への愛撫を続けた。
319
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(14/25) 2006/01/31(火) 22:15:09 ID:oAQSRDhh0
「んっ、んんっ、んふっ、んん……」
周りへバレてしまうのを警戒してか、顔を真っ赤にし、必死で声が出るのを我慢する小雪さん。
その姿に、俺はどうしようもない欲情を感じていた。
「んんんっ、んふ、ん、んんっ……」
徐々に涙目になり、自由になりたいと言わんばかりに、お尻をふり始める小雪さん。
気のせいか、そこから滴る愛液の量も、少しずつ増えてきている気がする。
思いどおりに声を出せないもどかしさが、逆に小雪さんの被虐心を煽っているのだろう。
「すごく……かわいいです……小雪さん……」
「ん……んんんんっ……」
顔を紅潮させながら、やるせなさそうにこちらに視線を送る小雪さん。
……ふと俺の中に、小雪さんへの征服欲が、ふつふつと湧き上がってくるのがわかった。
小雪さんのことを、もっと、メチャクチャにしてやりたい……!!
320
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(15/25) 2006/01/31(火) 22:15:46 ID:oAQSRDhh0
コッコッコッ……
折りしも公園の向こうから、年老いた夫婦がこちらに歩いてくるのがわかった。
俺たちが今ここでやっていることにも気づかずに、平和そのものといった表情で散歩を楽しむ老夫婦。
「……小雪さん……」
「……雄真さん……? え……」
俺は小雪さんを後ろから羽交い絞めにし、そのまま小雪さんの体を老夫婦の方へと向けた。
指輪をしてなかったら、小雪さんの裸体が完全に老夫婦の目に晒されてしまってる状況だ。
「……やっ……っ……」
小雪さんは身をかがめて体を隠そうとするが、所詮女の人の力だ。
身を縛る俺の力を振りほどくことはできない。
更に俺は小雪さんの両足に手をかけ、そのまま両足をぐいっと広げてみせた。
小雪さんの蜜滴る花弁が、あられもなく夫婦のもとに晒される。
「あっ……雄真さん……こんな……格好……」
「静かにして……小雪さん……」
「あ……」
俺の言葉に、ムチに打たれた犬のごとく、体を硬直させる小雪さん。
321
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(16/25) 2006/01/31(火) 22:16:56 ID:oAQSRDhh0
そして俺は小雪さんの花弁に手をかけ、そこを指でゆっくりと押し広げた。
小雪さんの膣内の奥の奥まで見えて、とてもいやらしい光景だ。
「……っ……!!」
迫り来る羞恥心に、思わず身を固くする小雪さん。
「……小雪さん……」
小雪さんの耳元で、俺はそっと囁く。
「……え……?」
「このままの格好で、最後まで我慢できたら……小雪さんに、ご褒美あげますね」
「あ……」
そして俺は、右手に輝く小雪さんの指輪に、そっと手を触れた。
「少しでも声上げたら……これ、はずしちゃいますから」
「……」
小雪さんはしばらく涙目でこちらを見つめていたが、やがて意を決したかのように頷き、
そのまま正面を向いた。
「……っ……」
目を閉じて、唇をつむり、迫り来る羞恥心に必死に耐えている小雪さん。
その気になれば、空いてるもう片方の手で、いくらでも恥ずかしいところを隠せるはずなのに……
小雪さんはそれをせず、ひたすら自らの羞恥心と戦っているのみだ。
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(17/25) 2006/01/31(火) 22:17:52 ID:oAQSRDhh0
………………
……それから、どれくらいの時間が経ったのであろう。
小雪さんの被虐心を煽った平和な老夫婦の姿は、いつの間にやら影も形もなくなっていた。
辺りに再び訪れる、2人きりの静寂。
「……もう大丈夫ですよ、小雪さん」
「あ……」
静かに目を開け、誰もいないことを確認する小雪さん。
「よく……頑張りましたね、小雪さん」
「あ……うぅ……っ」
小雪さんは思わず顔をくしゃくしゃに歪ませ、俺の胸元へと飛び込んできた。
「う……うぅっ……ぐすっ……」
緊張の糸が切れたのか、俺の胸元でひたすら泣き咽ぶ小雪さん。
……時間にしてみれば、ほんの数十秒程度のことだったのかも知れない。
だけど、小雪さんにしてみれば、きっと永遠より長い時間に思えたに違いない。
俺は、俺のためにここまで懸命に恥ずかしさと戦ってくれた小雪さんが、すごく愛おしく思えて……
俺は思わず、小雪さんを強く抱きしめていた。
「雄真……さん……おいたが……過ぎますよ……っ……んんっ……」
俺はそのまま、小雪さんが泣き止むまで、小雪さんの頭を優しく撫で続けていた。
323
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(18/25) 2006/01/31(火) 22:18:57 ID:oAQSRDhh0
……やがて、泣き止んだ小雪さんが、おずおずと顔を上げた。
「雄真さん……」
何も言わなくとも、小雪さんの言いたいことは全てわかっていた。
「お約束です……雄真さん……ご褒美、下さいね……」
「……あぁ……」
俺は頷き、自らの膝の上に、小雪さんをまたがらせた。
小雪さんの下では、俺のものが、今か今かと唸り声を上げている。
「ゆっくり……行きますからね……小雪さん……」
「はい……雄真さん……」
そのままゆっくりと、俺のもの目がけて腰を降ろしてゆく小雪さん。
そして俺のものが、静かに小雪さんの秘密の場所を貫き……
「!! あ、はぁぁっ……」
ようやく訪れた挿入の瞬間に、思わず歓喜の声を上げる小雪さん。
あんまり長いこと周囲の目に晒されていたせいか、小雪さんの膣内はしっとり濡れそぼり、
いとも簡単に俺のものを受け入れる。
肉棒に絡みつく粘液の感触に、俺はどうしようもない快感を覚えていた。
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(19/25) 2006/01/31(火) 22:20:12 ID:oAQSRDhh0
「雄真さんのが、あっ、私のを貫いて……あっ、あぁっ……
はぁっ……雄真さんの……凄い……ですぅ……あっ、はぁっ、くぅぅっ……」
あまりの快感に耐えかねたのか、小雪さんが俺の上で腰を振り始める。
その度に、膣壁が俺の雁首をなぞり上げ、痺れるような快感を俺に与えてゆく。
「っ……小雪さん……ちょっと……ヤバすぎ……」
このまま小雪さんにこすられまくったら、すぐにでもイッてしまいそうだ……
俺はあわてて、小雪さんの腰を押さえつけ、腰の動きを無理矢理制止させる。
「ゆ……雄真さん……?」
「小雪さんは、少し、休んでいて下さい……後は、この俺が……」
そう言うと、俺は小雪さんの腰をつかんだまま、ゆっくりとピストンを開始した。
「あ、ふぁぁっ、あ、はぁっ、んっ、ふぁぁっ……」
下から次々と突き上げられる感覚に、力の抜けた表情で歓声を漏らす小雪さん。
……もはや俺たちに、周りの視線を気にする余裕はなくなっていた。
ただひたすら、お互いの体を貪ることだけに夢中になっていた。
325
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(20/25) 2006/01/31(火) 22:20:49 ID:oAQSRDhh0
「小雪さん……っ……くぅっ……」
最後と言わんばかりに、小雪さんのあそこに腰を打ちつける俺。
「ふぅぅ……ん……雄真……さぁんっ……んぁ、はっ、あぁぁっ……」
小雪さんの子宮が、俺の子種を誘い出すがごとく、ぎゅうぎゅうと俺のものを圧迫する。
その刺激に後押しされ、俺の下半身に、じわじわと射精感が訪れるのがわかる。
このまま一気に、小雪さんの膣内(なか)で、果ててしまいたい……!!
「……小雪さんの、中で……っ……!!」
「……雄真……さん……あっ、あはぁ……っ」
俺は下半身に溜まったものを押し出すがごとく、小雪さんの奥底を深く貫きだした。
その度に、小雪さんの体が小さく跳ね、痙攣した子宮が俺のものを激しく締め上げる。
そのうち、互いのピストンの数も減り、ただひたすら子宮の圧迫に任せ、
互いの絶頂を待つだけとなってゆく。
「いやっ、ああああっ、雄真さん……雄真……さぁん……」
「小雪……さんっ……あぁ……」
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名前: 小雪、ナイショの野外授業。(21/25) 2006/01/31(火) 22:21:42 ID:oAQSRDhh0
びゅくっ、びゅくっ……!!!
小雪さんが俺のものを一気に締めつけるのを合図に、俺は小雪さんの奥底目がけて放っていた。
同時に絶頂を迎えた小雪さんの子宮が、より強く、俺の子種を搾り取るべく収縮を繰り返す。
びゅくん、びゅくん、びゅくんっ……
「あぁっ……雄真さんのが……私の……中に……っ」
膣内に熱いものを注ぎ込まれる感覚に、恍惚とした表情で耐え忍ぶ小雪さん。
「はぁっ、はぁっ……」
やがて全てを吐き出し終えた俺は、背中の木に寄りかかり、激しく息を切らしていた。
「……雄真……さん……」
小雪さんもまた、全身の力が抜けたように、ゆっくり俺の上へと負いかぶさってきた。
「少し……疲れてしまいました……しばらく、こうさせてくださいね……」
「……小雪さん……」
そのまま俺たちは、つながったまま、幾度もキスを繰り返していた。
327
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(22/25) 2006/01/31(火) 22:22:39 ID:oAQSRDhh0
「……雄真さん……」
「……何ですか? 小雪さん……」
俺たちは今、お互い素っ裸になって、夕暮れの芝生に寝転がっている。
「こうやって……お外で裸で寝転がっていますと……何だか……動物さんになったような気分です」
「はは……そうっすね」
今更ながら、自分たちの滑稽な状況を省みて、苦笑いを浮かべる俺。
「でも……雄真さんといっしょでしたら……
また……こういうこと、やってみるのもいいかも知れません」
「……そうですね。たまには」
始めは小雪さんの突拍子もない発案で始めたことだったけど……
いつしかすっかり、この行為に病みつきになってしまってる自分がいる。
「でも……あくまでたまには、ですね。あんまりやり過ぎたら、
今度は普通のHじゃ満足できなくなっちゃいそうですから」
「クス。そうですね」
小雪さんの笑顔が、俺に安らぎをくれる。
小雪さんの行動には、俺はいつでも驚かされっ放しだけど……
たまにこんなおいしい思いができるんだったら、それもいいのかも知れないな。
328
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(23/25) 2006/01/31(火) 22:23:28 ID:oAQSRDhh0
「さて……そろそろ服着ちゃいますか。あまりこうしてると、風邪引いちゃいますから」
「そうですね。もうあたりも暗くなり始める頃ですし」
俺たちはさっそく、脱ぎ散らかしっ放しにしてた服を集め始めた。
そこへ。
「……あれ?」
公園の向こうに、何やら見覚えのある人影がやって来るを発見した。
「あれは……神坂さん?」
「!!」
思わぬ伏兵の登場に、思わず俺の背中に隠れだす小雪さん。
そんな小雪さんに、俺は優しく声をかける。
「大丈夫ですよ小雪さん。この指輪がある限り、俺たちの姿は神坂さんには見えっこありませんから」
「……ですが……」
「心配でしたら、そのまま俺の後ろに隠れてて下さいね」
「……」
そのまま俺の背中に、ぴったりとくっつきだす小雪さん。
やがて神坂さんが、俺たちの近くに通りかかり……
329
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(24/25) 2006/01/31(火) 22:24:20 ID:oAQSRDhh0
そこで、ふと立ち止まった。
(……!?)
今、ひょっとして、目が合った……?
んなわけねーよな……指輪もこうしてちゃんとつけてるわけだし……
しかし、俺の思いとはうらはらに……
「……!!!」
何を思ったのか、いきなり顔を真っ赤にさせる神坂さん。
「あ……あ……あの……///」
その場に立ち尽くし、何やら口をぱくぱくさせている神坂さん。
そして……
「し、失礼しましたっ!!!」
そのまま大慌てで、神坂さんは公園を去って行ってしまった。
330
名前: 小雪、ナイショの野外授業。(25/25) 2006/01/31(火) 22:26:20 ID:oAQSRDhh0
ま……まさか……今のって……
俺は思わず、後ろでうずくまっている小雪さんに目を向けた。
「小雪さん……これは……どういう……」
「……すみません……雄真さん……」
いや、そこでいきなり謝られても……
「確かにこの指輪は……つけた対象の存在次元をずらして、
周りから見えなくする効果がありますが……
ですが……その魔力にも、限界がありまして……
……神坂さんクラスの使い手ですと……簡単に……見破られてしまうんです……」
「な、何だって!!?」
ということはつまり、俺たちは神坂さんに、この恥ずかしい姿をバッチリ見られて……
……ふと俺は、目の前が真っ暗になるのがわかった。
バタッ
「……ごめんなさい、雄真さん」
薄れゆく意識の中で、俺は二度とこんなプレイはしない……そう固く心に誓ったのだった。
(終わり)
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